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“漢方薬と健康”では、健康維持や病気予防に役立つ漢方(中医学)の知恵を掲載しています。

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気になるおりものの臭いや分泌過多

おりものは、女性の性器から出るさまざまな分泌液の集合体で、子宮内膜の粘液 子宮頸管の粘液 腟粘膜の分泌液や、はがれ落ちた古い細胞 バルトリン腺や皮脂腺、汗腺からの分泌液……といったものが混じり合ってできています。基本的な役割としては「雑菌が腟の中に入るのを防ぐ」というものですが、大腸菌などの雑菌が侵入しやすい環境にある膣口を浄化するために分泌されます。

分泌量や臭いには個人により大きな差がありますが、おりものの量が多い、色が黄色い、臭いが強い、というようなお悩みの場合、中成薬による改善が期待できます。

大きく分けますとおりものの臭いや濃い色、過剰分泌の原因は漢方の言葉では「湿熱(しつねつ)」と「痰濁(たんだく)」という2つの言葉で分類が出来ます。体の中に余剰な湿気がこもり、それが発熱する湿熱、あるいは水分の停滞によりそれが体にとって毒となる「痰」に変わり、それが悪さをしている痰濁というように各々が定義されます。

原因は胃腸系が弱い、暴飲暴食を続けている、疲労が溜まっている、血、水の流れが停滞しているなど様々なものがありますがその中からきちんと原因を特定し、その原因体質を改善していく必要があります。

お体に合った中成薬で体質改善

これらの原因が一つの場合もあれば、それぞれが複合して発症しているケースがあるため、総合的な体質の改善が求められることもあります。また、性交渉などによる感染症でも臭いがきつくなるということもありますので、急性に臭いが強くなった、という時は病院での検査の必要性があります。

抗生物質等の服用で症状を抑えると言うもの感染症には効果的ですが、長期化、慢性化されておられる原因の改善にはなりませんので、お体に合った中成薬を選別し、体質改善に役立てる必要があります。


     執筆:  漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也

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