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漢方薬の小部屋
漢方薬と健康“漢方薬と健康”では、健康維持や病気予防に役立つ漢方(中医学)の知恵を掲載しています。 |

腸の具合が悪い(便秘、食欲不振等、慢性的な腸の不具合)方は精神不安や不眠などの不調を同時に訴えられることが多いものです。
消化吸収を担う胃や腸の働きが悪い方は、血や気といった体にとって必要不可欠な循環成分を充分に体に巡らせることができず、自律神経疾患を引き起こすことがあります。
ただ、一般的にこういった精神的な疾患に対してどういう対応をとるかと考えた時に、精神安定剤や不眠薬を飲むことが多いと思います。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、安定剤や睡眠薬はあくまでも心配事や様々な原因によって働きが過剰になった「脳神経」を安定させ、休めるものであり、当然「腸」のケアになるべきものではないので不安感や不眠などの本質的な原因になっている「心のケア」にはつながり難いもの。
逆にこういった薬は腸を荒らすものが多く、長期で続けるほど症状が良くなるどころか悪化していくことになりかねません。
まずは「腸」を整え、充分な栄養を取れば不眠が改善されたり気持ちが落ち着く、ということが起こりえます。
そしてそれができるのは腸に元気を与える生薬の集まりである中成薬の長所であるわけで、これらが本当の意味での「安定剤」として活躍できる場面は決して少なくないと思います。
執筆: 漢方のスギヤマ薬局 杉山卓也
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